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温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)の省エネ技術と
技術トレンド

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最新の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)は、
省エネで、電気代もおトク!

女の子
うちの温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)、もう10年以上使ってるんだ。まだ動くから大丈夫(だいじょうぶ)かな?
スマートライフマン
いい質問だね! 10年以上使っている温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)は新しい省エネタイプに買換(かいか)えるのがおすすめなんだ。電気代を節約して、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)を防ぐのにも役立つんだ。くわしく見てみよう!

ポイント1
10年前の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)とくらべると、
今の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)はどれくらい省エネなの?

最新の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)は、電気を上手(じょうず)に使って省エネ、電気代もおトクなんだ!
まずは、古い温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)と新しい温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)をくらべてみよう。

温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)は、10年前と 比べると貯湯式で
8%の省エネ効果があります

省エネ性能の比較(ひかく)(貯湯式)(年間消費電力量)

貯湯式温水洗浄便座省エネ性能グラフ

kWh/年:1年間で使う電気の量を表す単位

1年間の電気代が
約430円
おトク!

参考に2024年の貯湯式と瞬間(しゅんかん)式では(年間消費電力量)

貯湯式と瞬間式省エネ性能グラフ

kWh/年:1年間で使う電気の量を表す単位

1年間の電気代が
約2,110円
おトク!
  • 節電機能を使用した場合。出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ」の機種一覧における単純平均値(2014年冬版/2024年版)
  • 年間電気代は、年間消費電力量に電力料金目安単価*31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
    * 電力料金目安単価:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(2022年7月22日改定)
  • 各家庭の使用実態や電力会社等によって異なり、その金額を保証するものではありません。

貯湯式とは

タンクの中の水をヒーターで温める方式で、一度にたっぷりの温水で洗浄(せんじょう)することができますが、温水を保温するための電力が必要となります。

瞬間(しゅんかん)式とは

タンクがなく、使用の(たび)に水を瞬間(しゅんかん)湯沸器(ゆわかしき)で温めます。温水を保温する電力は不要のため、“貯湯式”より消費電力は小さく温水の量は限られます。また、 瞬間的(しゅんかんてき)に大きな電力を必要とします。

家庭における電気の使用量

家庭における電気の使用量グラフ

出典:環境省委託事業令和3年度家庭部門のCO2排出実態調査事業委託業務(令和3年度調査分の実施等)報告書

ポイント2
最新の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)の省エネ技術には
どんなものがあるの?

節電制御(せいぎょ)

()ているときやお出かけ中などの時間にスイッチを切って電気を使わないようにする機能や、トイレを使っていないときを学習して、自動で便座(べんざ)や温水の温度を下げるものがあります。

便ふたの自動開閉(かいへい)

近づくと便ふたが自動で開き、(はな)れると()じるものがあります。便ふたを()めると(あたた)かさが()げにくくなるので、電気の節約になります。

使うときだけお湯をつくる瞬間(しゅんかん)式(温水)

いつでもお湯が使えるように常に温めているタイプとくらべ、使う時のみ水を温めるため、電気を節約できます。

(すわ)るときだけ温める瞬間(しゅんかん)暖房(だんぼう)便座(べんざ)

トイレを使っていないときは便座(べんざ)を温めないので、電気を無駄(むだ)にしません。

便座(べんざ)沿()った便ふたの形

便ふたが便座(べんざ)にぴったり合っているので、温かさが()げにくくなります。これも電気の節約につながります。

ポイント3
トイレで使う水を減らして、二酸化炭素(CO2)を減らそう!

トイレで使う水を減らすことが、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)を防ぐことにつながる

昔のトイレは13リットル 最近のトイレは6リットルの水を使います。

※1996年(ごろ)と2008年~現在のトイレの主な洗浄水(せんじょうすい)

新しいトイレは、少ない水でもしっかり流せるように工夫(くふう)されています。1996年(ごろ)までのトイレは、流すときに13リットルの水を使うタイプが主流でしたが、新しいトイレは6リットルの節水(せっすい)タイプが主流です。使う水が少なくなれば、水をきれいにする電気も節約できるので、電気をつくるときに出るCO2も減らすことができます。

出典:一般社団法人 日本レストルーム工業会 ウェブサイト トイレナビ トイレでエコ「大便器の節水・CO2削減」より抜粋

ポイント4
最新の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)のいいところ

掃除(そうじ)らくらく新技術

温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)と便器の隙間(すきま)は、掃除(そうじ)ができず(なや)みのタネでした。最近の温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)では、かんたんに便座(べんざ)を外せるものや、便座(べんざ)を持ち上げられるものがあります。これで、今まで掃除(そうじ)しにくかった場所もきれいにできるようになりました。
また、温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)のノズルを自動で洗浄(せんじょう)する機能も備えています。 それ以外にもそれぞれのメーカーが工夫(くふう)をこらした独自の技術でお掃除(そうじ)の手間を軽減しています。

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