ポイント1
10年前の冷蔵庫とくらべると、
今の冷蔵庫はどれくらい省エネなの?
最新の冷蔵庫は、電気を上手に使って省エネ、電気代もおトクなんだ!
まずは、古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫をくらべてみよう。
冷蔵庫は、10年前と 比べると
約21%~約30%の省エネ効果があります
24時間365日働き続ける冷蔵庫。おうちのスタイルに合わせて容量や特長を選ぶことで、省エネが期待できます。
省エネ性能の比較(451L ~ 500Lの例)

kWh/年:1年間で使う電気の量を表す単位
- ●年間消費電力量は、一定の条件下で行われた試験結果をもとに算出した目安です(JIS C 9801-3:2015による)。
- ※年間電気代と年間消費電力量は「しんきゅうさん」のデータです。
- ※このデータは特定冷蔵庫の年間消費電力量や年間電気代を示したものではなく、消費電力量や電気代を保証するものではありません。
家庭における電気の使用量

出典:環境省委託事業令和3年度家庭部門のCO2排出実態調査事業委託業務(令和3年度調査分の実施等)報告書
ポイント2
最新の冷蔵庫の省エネ技術には
どんなものがあるの?
きめの細かい運転を実現する
インバーター制御
インバーター制御とは、冷蔵庫を冷やす量を調整する「コンプレッサー」という部品を効率よく制御する技術です。
ドアの開け閉めや、冷蔵庫の内側と外側の温度に合わせて、きめの細かい運転ができるため、冷え具合に応じて冷却力を効率良く制御し、省エネ効果を発揮します。
生活リズムに合わせて
自動省エネ運転
長時間扉の開閉がない時や、室内が暗くなった時など、冷蔵庫が自分で判断し、自動的に省エネ運転に切り替える機能もあります。必要以上に電気を使わない機能です。
冷蔵庫の特別な壁
高性能断熱材
冷蔵庫には特別な壁があります。この壁は「断熱材」と呼ばれ、外の熱が中に入るのを防ぎます。新しい冷蔵庫には「真空断熱材」という昔の断熱材とくらべて約10倍熱を通しにくい材料が使われています。この優れた断熱材のおかげで冷蔵庫は少ない電気で効率よく働くことができます。
ポイント3
最新の冷蔵庫のいいところ
大容量で
収納力抜群&省スペース
棚やドアのポケットなどが工夫されて、見た目よりもたくさんの食べ物が入ります。一度にたくさん買い物をしても大丈夫です。台所の限られた場所でも置きやすい形になっています。
鮮度長持ち&
使いやすい
新しい冷蔵庫には食べ物を長く新鮮に保つ工夫がたくさん。野菜を入れる野菜室や、お肉や魚を入れるチルドルームが充実しています。食品が乾いてしまわないような制御や、細菌を減らしたりするしくみもあります。
熱いままでも
冷凍OK
急速冷凍機能は、あつあつのごはんや、作ったばかりの料理を冷まさずにそのまま冷凍できる機能です。料理が冷めるのを待つ必要がありません。
※急速冷凍機能がついていないタイプもあります。
いろいろ選べる
ラインアップ&デザイン
最新の冷蔵庫は、豊富な色や、ガラス調や金属調のドアをラインアップ。台所の雰囲気や置く場所に合わせて、好みにあわせたデザインの冷蔵庫を選べます。
参考:一般社団法人 日本電機工業会 ウェブサイト 最新冷蔵庫は良いこと色々!
ネットワークに接続した冷蔵庫で食材管理

- 食材の種類、量、賞味期限を、食品を出し入れするごとに入力しておけば、スマートフォンなどでその情報を見ることができます。
- 冷蔵庫に搭載されているカメラやセンサーによって、食品のストック状況を、スマートフォンなどで見ることができます。
- 冷蔵庫にある食べ物や家族の健康情報を入力しておけば、それに基づいておすすめのメニューを教えてくれて、その料理に必要な食材も知らせてくれます。
※機能がついていないタイプもあります。
参考:一般社団法人 日本電機工業会 ウェブサイト IoT家電・スマート家電のススメ
10年前の冷蔵庫と最新冷蔵庫の機能比較表を見る
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